１９９８年１月８日

２８年目のハーフタイム

　標題は、９７年の暮れに本屋で求めた本のタイトル。アトランタ五輪の戦いの内幕を書いたもの。
　ナイジェリア戦のハーフタイム中に、中田と西野監督が衝突してしまい、この後、監督は怒りが治まらず、要するにパニックに陥ったように書かれており、これがなければ、決勝トーナメントへ進出できたかもという気もしてきた。
　五輪後、西野監督に対するＪＦＡの評価が、意外と低いという印象があったが、このハーフタイムで我を失った監督采配を知って下した評価だったとすれば、なるほどと思う。もちろん、ＪＦＡの評価はこの事を明確に指してはいない。明確に指しすぎると、関係者を傷つけるとの配慮から、訳の判らない事を表向きの理由として低い評価をしたとすれば、うなずけると思った。
　そうは思うものの、ＪＦＡの派閥的発想で低い評価になったという気もなお残っている。

2012年3月4日補筆
１０年以上前の感想を今になって読見直すと違う気がする。監督のせいにして情報ネタの選手をヨイショしただけじゃないのか？その方が本は売れたんだろうと・・・。監督はJリーグで実績を上げた。くだんの選手と思われる人は競技とは違う世界に行っている。

あおば