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１９９８年５月１２日
試合開始直後から、ブランメルが当然のごとく攻勢にでます。しかし、しかし、 ２０分に御厨選手が左サイドをオーバーラップしたところに出たパスをカット されたのですが、この相手選手に対して、足裏を見せた形で激突し、一発退場 の赤が出てからは、様相ががらっと変わってしまう事になりました。
なんとか、長めのクロスボールに阿部が肩でトラップ＆リフティングして、右
足でシュートして先制するものの、その後は、国士舘が攻勢に転じました。一人
少ない仙台。大学生相手に守勢一方。後半に入って、石川の右手方向のサイドを
突破され、クロスがはいって決められてしまいました。右サイドの守備が手薄でし
た。この後、瀬川を右サイドの守備にあたらせ、斎藤はボランチ的な位置にはいり
ました。この日の試合開始直後には、前節の大宮戦で警告２枚で退場となったため
に出場停止だった千葉直樹に変わってボランチに入っていたデゥバイッチがスイー
パーとなり、５バックみたいになりました。
いやな雰囲気。後はカウンターに望みを。中村が交代で入った直後、右サイド
のタッチライン沿いから長いボールが阿部の頭を経由して、左サイドを駆け上がる
千葉泰伸選手にボールが渡り、ＧＫと１対１を決めてゴール。
後は、阿部が足をつったのか、さぼったか前線で全くプレスをせず。攻められっ
ぱなしに我慢しきれないスタンドからは、監督なんとかしろ〜と悲鳴に似た野次が
延々と続く有り様でした。
何とか勝ったんですが、この日のゴール以後、９節終了時まで、セットプレー以外
では得点が無いのです。