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１９９８年１０月９日　　

1. スタメン
   

   　　　阿部　　　平
   　　　千葉　　越後　　　
   　学　　　直樹　　　斉藤
   　　渡辺　中島　山路
   　　　　　石川
   

2. 経過
   徳島攻勢。体を寄せるのが、早く強い。
   審判。神経質。毎分笛が強く吹かれる印象。
   １０６分間に５８回のフリーキック。平均１分５０秒間隔。

   
   

   前半　開始直後	最初の笛。仙台のプッシングが取られと思うのだけど、警告でも出た かと言うような強くて長い笛。違和感を感じ嫌な予感したんだが、当たってたよ。
   前半　１０分頃	平が負傷の為、高田に交代。怪我を負うような目に遭っているのに、 ファールじゃないらしい・・・。
   前半　１１分	警告：中島（反スポーツ） 何が警告か私には判りませんでした。
   前半　１８分	０−１ 高い位置でボールを奪われ数的優位を作られる。石川の右手方向の 横瀬から左手方向にパス。フリーの磯山にパスが通りシュートされた。 大塚は高い位置からプレスして来て攻撃してきました。ＤＦ陣も 止めきれず先制されました。 この時間帯は、全く勝てそうな雰囲気なしでした。
   前半　２１分	警告：千葉泰伸（ラフ） 背後からボールを奪いに行ったのだが・・・・。
   前半　２４分	１−１ ペナルティーエリア右端で千葉（泰）がアウミールのトリッピングで倒され てＰＫ。阿部がゴール左へ決める。
   前半　２７分	警告：関口泰章（反スポーツ）
   前半　４１分	警告：関口泰章（ラフ）。警告２枚目で退場。
   前半　４４分	警告：阿部（反スポーツ） パスを受ける時に、ＤＦと絡んで倒れた。倒されたかと見えたんだが、何が悪質と 判断されたのかよく判らない。
   前半終了	終了間際はピンチ。ロスタイム長かった。
   後半開始	相手は１０人なのに、依然として優勢。
   後半　３２分	１−２ 石川左手サイドを横瀬に侵入される。千葉直樹がマークするが、足に あたるもクリヤーできず。ボールがこぼれてたフリーのスペースに磯山が走り 込みシュート。
   直後	斎藤　−＞　瀬川
   ？	学ゴール。オフサイドで取り消し。
   直後	学　　−＞　御厨
   後半　３９分	警告：筒井（反スポーツ） 仙台のスローインのボールで裏をとられそうになり、ボールを手で止めた。
   後半　４５分	２−２ ロスタイム２分の表示は掲示済みでした。あーあ。負けるのかと気持ちの整理 を考えてました。 ＤＦラインの中島からロングパス。阿部が頭でゴールに向かって右寄り のＤＦの裏のスペースに落とす。これに高田が走り込み、右膝あたりでＧＫの 頭上を越えるシュート。 大塚の選手。勝利目前で、芝に伏すのみ。 スタンドは狂喜乱舞の第１幕。 それにしても、阿部の高さが素晴らしい！
   延後半　２分	３Ｖ−２ ゴールに向かって左側。ペナルティーエリアの線の少し外側で御厨が倒され ＦＫ。御厨は、低めのＦＫ。渡辺が足でトラップし、こぼれ気味だったが、シュ ート。ＴＶのニュースで見ると様子が判るが、生観戦では、気づいたら渡辺が足で トラップするのがみえた後、ごちゃごちゃと人垣が寄せる中からボールが現われ て、そのままゴールネットにボールが突き刺さってました。 狂喜乱舞のスタンド。喜ぶ渡辺。対象的に、芝にひれ伏し、あるいは、 座り込む大塚の１０人。

3. 感想
   
   • 　大塚は寄せが早く囲い込みが出来ていた。寄せた時の体の押しも強い。
     いわゆる球際で頑張る。体当りストッパーが多い。
     　相手が１０人になっても大塚が押してました。体を寄せてガツガツゴツゴツと いうのは、大塚の方が強く局地戦で負けてました。体はでかくてガッチリしてい る選手が揃っていました。強いチームですが、なぜかブランメルより下位に位置 しています。これも、不思議。
     
   • 　アウミールはあちこちに出没。だが、延長ではばててた。
     
   • 　阿部にはぴったりマーク。ここと言う時は、かならず、体で押してきた。 で、自由に動けず。単純なクロスボールでは崩せない。
     　一発チャンスに賭けてしぶとくボールを待つだけ。でも、これ以上、前から プレスしろとか、多くを望まない事にしました。ゲルト・ミューラーのごとく、 点さえ取ってくれれば、後は（警告などもらわずに。）おとなしくしててもい いです。
     
   • 　この試合の主演者。コンサート会場のソリストの如く審判が笛を吹きまく りました。ちょっと体がぐらつく程度に触れば何でもファールなの？後ろから 行けば警告。副審や予備審を見る余裕も、けが人を見る余裕も、ないような印 象でした。もっと、周囲をくるくる見回らないと。あまりにファールを多くと るので、両チームともに見え透いたダイビングが増えた。だけど、ダイビング には引っかからなかったようだ。
     　後半に入ると両チームとも、退場者を出すのを警戒したのか、笛の頻度は前 半よりは減ったように思いますが、接触プレーをファールととるかど うかの許容値がかなり低い審判だったと思いました。
   • 　大塚に退場者が出ますが、大塚の攻勢は変わらず。ＦＷの関口が決めてい れば９０分で４−２で負けていたでしょう。
     
   • 　かなり危ない場面を山路、渡辺、御厨が最後の勝負でクリヤーした。 特に御厨のはゴールエリアの線に近いところ。直後、石川が御厨によくやって くれたよとハイタッチしてた。
     
   • 　１点目も２点目も磯山は大喜びでガッツポーズしてました。そんなに 仙台で点を取ったのが嬉しいかなぁ。
     　試合後、磯山に握手しにいったのは、高山マネージャーだったと思います。 磯山が号泣していたと目撃談を聞きました。なにが、彼をここまでさせたのか・ ・・。仙台に入団してから、移籍まで、いろいろあったんだろうと思います。
     

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