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１９９８年１０月１６日　　

1. スタメン
   

   　　　阿部　　　平
   　　　千葉　　越後　　　
   　御厨　　伊藤　　　斎藤
   　　渡辺　デゥバ　山路
   　　　　　石川
   

2. ヤッター。勝ったーぁ！逆転だー。奇跡か神がかりか？
   　またまたまた。０−２からの逆転。凄い。信じられない。

   　

3. 前半は大宮ペースで強い雨降り
   　なんで平日の試合が１８時キックオフなのか。間にあわないじゃありませんか。 前半１５分頃にスタジアムに到着。着席。隣の人に「どう？」と聞くと、押され気 味との答。なるほど、確かに大宮のスルーパスがたびたび出てくる。やられそうな 雰囲気。
   　大宮の大きなＤＦ。ヤンが負傷で交替。膝の辺りを抱えて痛がり起きてこなかっ た。
   　怪我の原因はよく判らない。ラフプレーのせいと大宮の監督が考えたのか、何やら 審判に言いたげ。たびたび、ピッチそばに出てくる。ラインを踏み越えたシーンもあ った。予備審判制止するも言葉が通じないのか、なかなか下がらず。
   　とうとう、やられた。

   　○４３分：（大宮）平本のゴール。
   左サイドからシュートと言ってもよいようなクロスが入る。ゴール前で足がかするよ うに合ってボールの向きが変わりやられてしまった。（うまいゴールでした。）

4. 攻撃を厚くする後半
   　後半開始と共に、伊藤と千葉（泰）が退き、高田と瀬川を投入。阿部と越後が下がり 目に布陣。今日の越後は、守備によく動いてた。
   　４−３−３ないし、御厨が前に出て３−４−３的に攻める。が、またまた、やられ てしまう。

   ○５３分：またまた、平本のゴール。
   　渡辺が前線にパスしようとしたボールが大宮の選手に当たり、左サイドに侵入される。クロスを入れられてやられた。ＤＦがマークにつけなかった。フリーでした。
   　やられたー。もうだめかとも思うのが、普通だが、最近は負けない。不思議だ。

   　失点後、一時、シーンとするスタジアムであったが、「ブランメル仙台」の応援 コールが始まる。みんな、まだ、諦めてはいない。
   　そして、最初の歓喜の時がやってきた。

   ○６８分：ドゥバイッチのヘディングによるゴール。
   　右のコーナーからのＣＫ。阿部が蹴る。直線的なボールをゴール正面のデゥバイッ チが頭でとらえて、勢いのあるヘディングシュートとなった。ＪＦＬではなかなか見 られないスピードのあるＣＫのボールだったと思う。
   　仙台は、中盤に位置する越後と阿部から、前線の平、高田、瀬川にボールを出す。 出し先が３箇所もあり、それぞれタイプも違う。カウンター狙い。攻め上がる大宮 の隙をうかがう。そして、追いつく！

   ○７５分：高田のゴール！！！！！
   　中盤の阿部から前線の高田へパスがつながる。右サイドをドリブルで駆け抜ける 高田。最後のスライディングをトライする眞中も寄せ付けず右足で蹴りこんだ。
   　攻めは続く。御厨が、左サイド突破からシュート。ＧＫが弾いたボールを押し込む。 歓喜のスタンド。しかし、オフサイドの旗を上げるのは、メインスタンド側副審の近 江氏。残念。落胆。
   　後半も終了間際に、石川の左手方向を突破されて、１対１になる絶対絶命のピン チ。石川がセーブ。助かる。平にも似たような得点機があったので、お互い様と言う 事か。

   　９０分の内は、大宮ペースだったと思う。しかし、ヨルン。はずすはずす。
   　その度に胸をなで下ろす。ああああぁ！やられるぅぅぅ・・助かったぁ！

5. 延長。怒涛の攻撃
   　ヨルンのシュート外しの極めつけは延長突入すぐ。渡辺がプッシングでＰＫを 取られる。万事休すかと思う。デゥバイッチとか、審判に何かいうとか時間を作 る。集中を高める石川。阿部とデゥバが、ボールを蹴る所の位置がどうとか、ヨ ルンの前を歩くとか、まぁ凄い凄い。
   　ヨルンの蹴ったボールは石川の左手方向。逆を取られ気味で、セービングの姿勢 から足で高く蹴り上げる。一端はパンチングでエリア外へ出そうになるが、蹴り込 まれる。大宮の選手が足でポスト脇へ流し込む。Ｖゴールかと思ったが、ＰＫの直 後で審判がゴールエリアのあたりまで前に出ていた。しっかりオフサイドを取る。 オフサイドで得点取り消しもお互い様の１回ずつ。

   　助かる。ついてる！

   　足がつり気味の平に変えて根子をＦＷの位置に投入。
   　最初のボールタッチで左サイドからシュートを放つが、ＧＫがキャッチ。 これで決まれば、ファーストプレーがＶゴールであった事になる。
   　根子、瀬川が左右で走り回り、阿部や越後からのボールを受けてチャ ンスを作るが、焦ったのか、多くの選手（記憶には、高田、斎藤等）のボレー シュートが枠を外れ、駄目。
   　右サイド突破からクロスが入り、フリーの根子がゴール正面でヘディングする もジャストミートせず。やっぱり、根子のＦＷ投入の方が面白い。一人、疲れが 少なく、切り替えし等が面白い様に決まってた。

6. ＰＫ戦
   　延長突入前から、場内アナウンスは、ブランメルが延長戦に強い事を放送。 言われなくても判っているが、大宮の選手にはプレッシャーになっただろう。 というわけで、勝利を半ば確信するのでありました。
   　去年は緑の服をきていた眞中は大宮２人目として、しっかりクロスバー下に決 める。決めたあと、仙台サポーターに一礼。
   　ＰＫは、大宮三人目がブランメルサポーターへのプレゼントシュートをゴール 裏スタンドに放つ。歓喜のスタジアム。仙台は最後に阿部が決めて５発５中のＰＫ で勝利。

7. 試合後
   　センターサークルに両チームがならび挨拶。各サポーターへの挨拶へと分かれる ところで、眞中に話しかける越後の姿が見られた。

   　考えてみれば、大宮は、利府でソニー仙台を相手にロスタイムに２点入れて 勝利していた。やった事は逆にやられてしまう事もある訳で、チャンスでシュート を決めるかどうかが、大事だと思うのでした。
   
   

   祝！　６連勝！！

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