開門前に列に並ぼうと気合いを入れて家を早めにでる。
泉中央駅からスタジアムに向かうペデストリアンデッキと、スタジアム に至るまでの歩道にブランメルのＬ旗が沢山立てられている・・・。「これ は凄い！」と写真を撮っておく。ブランメル仙台の旗がここに並ぶのは、最初 で最後ということで。
※１） ブラネッツの人達が仕掛けたのですが、聞くところによれば、試合後に
旗を片付けに行ったら１本も残っていなかったとか。最後だから不要になっ
たのだろうと判断して記念に持ち帰っちゃったりしたのでしょうね。この
企画を再び実行するときは、旗に特別のペイントを施してここから持って行
った旗だと一見して判るようにでもしておかないとまた無くなってしまうの
ではないでしょうか。
さすがに最終戦。列が長い。
入場するとベガルタの名称やマークを紹介するチラシが配布された。 通し番号入りでこれがプレゼント抽選券となっていた。７９番は 何も当たらず・・・・。（ソニー仙台主催のダービーマッチのアイディア を拝借した模様。いい事はどんどんまねよう！）
まず、Ｂマニア新聞をゲットしてから、フロントが出しているブースへ向かう。 列に早くから並んだファンに多くを押さえられてしまった後であったが、 昨年の４番のホームユニを入手。これは、レプリカではない。本物！チーム名 が変更になるので、もはや不要と言う訳でしょう。売れるものは現金に変えると 言うことでしょう。昨年の４番は、阪倉選手。実際に、これを着て試合に出た 実物でありましょうか、所々に擦った後がある。袖には、Ｊマークじゃなくて ＪＦＬマーク付きだったから、ナビスコカップ用ではない。そして、長袖。Ｊ ＦＬでは、第１節だけが長袖でしたが、この試合は、ナビスコカップ最終戦で ＪＥＦの中西といろいろあって退場にされてしまった阪倉選手は出場停止でし た。すると、天皇杯の１回戦または２回戦に着用の品という事になるのでしょう。
デパート系でしょうか、スポーツ用品店系でしょうか、グッズの売り場もあった ようですが、夕方のデパートの地下のお総菜売り場のように、どんどん値下げし て売り捌いているようには見えなかった。在庫の処分はできたのでしょうか。 ちと、心配。
ブラネッツの方に頬に緑色と黄色ペインティングをしていただきました。 ペイントが冷たい（仙台の言葉では、「ひゃっこい」と言う。）のが印象に のこる。自分ではどんなふうな出来映えなのか見えないので、トイレで鏡を 見るものの薄暗くよく判らない。写真に撮ってもらったが、プリントを見る と、なるほど・・・目立つ。当初、馴れない他人様の視線も、ビールを飲ん で以後は、ペインティングの事はすっかり忘れて、気にならなくなった。俺 って人気あるのかななどと酔っぱらいは考えがテキトーだ。(^_^;;)
試合前には片平丁小学校のマーチングバンドの演奏がある。観客はまだ 少ない。が、試合開始直前にどんどん入る。今日は凄いと実感。
大型映像装置に協賛企業のリストが表示されるが、字が小さく読みにくい。 名前も読み上げているが、応援が始まっていてかき消されている。もう少し、 協賛スポンサーに胡麻をすって、お金を出して上げようと思って貰えるよう に工夫したらいいのにと思う。
ブランメルという名前で試合をする最後のリーグ戦であるから、 ブランメル We Love Youの音楽が流れていたのはよかった。「♪美しい鳥た ちは羽ばたいてゆく〜。」
見ての通り！
試合は、もう凄い。なんと、平がハットトリック。阿部が技と力を感じさ せるボレーシュート。今季を象徴するデゥバイッチのゴールも見られて、何 度も旗を振り、吠え、飛び跳ね、抱きつき、いやーぁ、本当にお祭り騒ぎで した。（騒いでいる間の１失点はよくみてなかった。）
相手ゴール付近でＦＷが孤立せずに、ボールを回せたし、鳥栖の左右のウ ィングバックの背後を突くことができた。
試合前に監督が選手生命を賭けろと気合いを入れたらしいですが、それに 加えて１万２千人の声援も後押ししたと思う。だ れがなんと言おうがそうなんです。それが現実なんです。
鳥栖がラフプレーのファールでもしようものなら、３６０度の叱責と怒号。 みんなそれぞれ何か言っているのだろうけど、よく聞こえない。とにかくドワ ーなのでした。
最後は、御厨が、相手ゴール前のどフリーを決められず終了。あれは、決め てくれよなぁ。
この勢いでもっとリーグ戦が続いて欲しいというか、試合終了の笛がなる のが残念な気がしました。
結局、７位。１８勝はオッツェのいたシーズンと同じ。大リストラ の後にしては好成績と評価して良いと思う。だが、来季はＪから落ちて来る チームも加わるＪ２部の参戦となるし、ＪのリストラでＪ２に流れて来る 選手によりＪ２のレベルが上がる事も考えられるので、油断はできない。 油断はできないが心配するまでもない。我々は、過去、Ｊのベンチに入れ なかった選手がＪＦＬで活躍できなかった事実を知っている。Ｊリーグから 降格してくるチームを除けば、Ｊで即戦力と見られる選手がＪ２に降りて来 ることは、そうはないだろう。それに、ＪＦＬのトップはＪの下よりは強い という見方も正しいと思うのである。
試合後、ウエーブは３周くらいしたでしょうか。各テレビ局もウエーブの 映像を使っていたようです。社長の挨拶が始まっても波は消滅しなかった。
社長の挨拶は、新しい名前の紹介に加え、サポーター向け、メディア向け、 ボランティア向け、スポンサー向けのお礼と引き続きの支援のお願いと言った 内容でした。噂では、選手本人が断わらなければ（よそからよりよい誘いが なければと言うことでしょう。）、来季も契約を続けるらしいですし、これ だけ楽しませて貰ったんですから、来年も、同じメンバーを応援したいものです。