感想：大宮アルディージャ対ベガルタ仙台

2000年3月19日（日）
２０００　Ｊ２
第２節

大宮アルディージャ	２	（０－１）	１	ベガルタ仙台
		（２－０）

大宮公園サッカー場
３，６３６人

　ううん。見てきましたので感想を。逆転負けとは悲しいかな。

　まずは、雨が降らずによかったです。　最初から大宮がボールキープする時間が多かったような印象。　攻められるのだが、点ははずしてくれて助かってた。　攻め上がりすぎたのか、大宮に一瞬の守備のほころびができて３８分に平間の得点となったように思う。
　後半に入ると、ホームで負けられない大宮がどんどん攻めてくる。仙台のＤＦがクリヤーをミスするのが目立つようになり、半端なクリヤーを相手ＦＷなどに拾われてピンチが繰り返すケースが増えたように思う。５５分に野口にとやられる。（平塚、川崎Ｆと当たる度にやられる嫌な奴が野口。）その後も、押せ押せムードの大宮が攻勢。とうとう、６８分に上村に、石川の左手方向からのＣＫを頭で押し込まれる。
　あとは、仙台も選手交代をしたりして点をとりに行こうとするが、たいしたチャンスもなく終了。最後の５分は時間稼ぎされたりして全く歯が立たない感じ。

　なんだかラフプレーが多い。平間が倒された時は、スネ当てを蹴られてバチッと凄い音がした。他の選手も押されて倒されてましたけど、もちょっと体強くしないと勝つチャンスは少ないように思う。
　大宮の監督に就任した三浦さんもベンチで審判に何か言って注意されてた。去年はみられた、仙台在籍当時の知り合いの仙台ファンに向かっての示威ポーズはさすがにしなかったようだが、気合いは相当とみた。
　中島のパスミスは相変わらず見られるが、それより目を覆いたかったのは、山路だった。プレスされてないのに、クリヤーボールがゴールラインに近づく弾道を描く。パスとかドリブルとかするのは、彼の場合、非常にリスキーであって、禁止されているように見えるのだが、それにしても、彼がボールを扱えば、ボールは大宮に確実にわたってしまうのであるから、大宮にとっては、山路のところを攻めておけば、仙台に攻撃される心配は皆無な訳で、怖いものなしだったろう。
　山路がボールキープしているのをみて、パスを受けようと前に走る伊藤卓がいた。ボールはあわずにタッチラインへ。山路の顔も見ず、ダメだダメだと首を横にふる伊藤。阿部みたいに文句を言わないでけましなんですが、内情は大差なく信頼も何もなさそうに見えるのでした。。このまま連敗続けるとチームがバラバラになる兆候はすでにあるなぁと思いまして、結構、心配という気がしました。