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00/07/09　　

　３月にアウェーで戦った時に比べれば、はるかに仙台は
良くなっていたと思う。とは言うものの決定的チャンスは
大宮が多く、なんであれをはずすんだへったくそ、みたい
なプレーでたすかった。良くなったとは言うものの得点経
過ではまだ後手を踏んでおり、一言でまとめてしまえば、
それが敗因かなと思う。
　最初の失点は、左サイドで賀谷一人に対して相手が２人
で、数的不利状態でワンツーパスで裏を取られてしまった。
そのままドリブルからシュートされた。
　追いついた得点は、伊藤の個人技。ＧＫ頭上を越えるル
ープシュートだった。
　後半最後は大友を投入して攻撃したが、得点を得られな
かった。
　延長後は、大宮のペースとなり仙台は単調で、足もさほ
ど動いていなかったので、せいぜいよくても、なんとかし
のげれば引き分けという雰囲気にみえた。

　最後のＰＫになるプレーがダイビングでなければ、直樹
もずいぶんと力強くなったもんだと言うような吹っ飛び方
で、どうみても自らプールに飛び込む水泳選手のようにし
かみえなかった。ボールはすでに直樹がクリヤーしていた。

　結局、ダイビングしないと楽に勝てないと思ったから吹
っ飛んだ訳で、そんな選手が大喜びで騒いでいる（おまけ
に、仙台のメインスタンドの観客に向かってキックの仕草
をした。）のには、大ブーイングが浴びせられた。
　どうも審判は風評に左右されているようだし。そのうち
にダイビングも審判仲間に有名になるとそう効かなくなる
でしょう。

　試合後のニュースステーションにその映像が写りました。
　テレビも吹っ飛びの印象でまとめてました。

　正々堂々と戦ったかという観点でみれば、負けても恥じ
るような試合ではなかったのが救いである。願わくは、仙
台選手にはダイビングでＰＫなんぞ狙って欲しくない。卑
怯なまねをしたって、そんなの一回かぎり。何度も通用す
るわけじゃない。（そういうのは、一生に一度かっていう
場面にとっておいてくれ。安売りするな。）

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