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00/07/10　　

　朝から暑くて大汗かきまくってた日でした。太陽が西の山に沈んだ頃から涼し
くなりました。気温測定ってハーフタイムに測っているように見えるのですが、
試合開始直後はもっと暑かったと思います。

　試合開始頃。見上げれば、暗くなりかけた空を拝啓に夕焼けに真っ赤に染まる
雲。

　試合開始前の印象としては、水戸の真ん中２人のＤＦがでかいことと、ＦＷも
身長があったような気がした。ＪＦＬで仙台と試合していた頃の水戸は、体格が
華奢な印象もあったのですが、だいぶ強くなったのだろうと思いました。

　試合開始直後は、水戸に攻め込まれたような印象がありました。中盤なしで、
ハイボールを須藤にあてて、こぼれたボールに２列目から駆け寄ってきて、その
ままゴールを目指そうみたいな戦術に見えました。一度、飯尾が裏を取られて危
ない場面がありましたが、すぐに体勢を建て直しシュートを足でクリヤーした飯
尾のプレーが印象に残りました。こういう粘る守備は、ベンチに入れない御厨君
あたりはぜひぜひ身につけて欲しいと私は思いました。

　水戸の守備はＤＦラインに厚くなっていて、カウンターを狙うという意図は見
えました。そういう意図を感じたのでしょうか、リカルドが自分の判断か監督の
指示かわかりませんが、ロングシュートを試みます。仙台のボランチには、水戸
はプレスしないで、前にスペースがあるもんですから、結構、自由に打てるとい
う形があったと思います。リカルドの長めのシュート２本は、ゴール左の枠をと
らえていたようですが、水戸のＧＫにはじき出されてしまい、残念でした。

　リカルドがシュートしたあたりからは、中盤はほとんど仙台が支配という感じ
で、パスは通るし、ドリブルでかわせるし、ボールもちゃんとキープ出来るはと
いう感じでした。平間が細かいドリブルを見せてくれまして、突然刈り上げた頭
と靴の赤い蛍光の線を見ると、背が縮んだ阿部良則という雰囲気でした。
　両サイドバックのオーバーラップも見られるし、クロスボールを蹴るところで
１対１で負けないもんだから、チャンスはたくさんあったと思います。
　右の田沢のクロスのクリヤーが伊藤の正面に来て、胸でトラップして、さぁチ
ャンスと思ったら、スパイク置き去りでオジャン。清水監督怒ってました。ボー
ル取られた直後には、水戸が仙台の左サイドをカウンター攻撃。ちょっと心配だ
ったけど無事済みました。この時、非常に残念がる水戸の選手。彼らはこのプレ
ーに賭けているんだなと思いました。

　そして、得点シーン。右サイドから田沢のクロス。相手ＤＦと競り合いながら
小林が背中で背後に落とします。これが、伊藤の前にこぼれて、詰め寄るＧＫの
頭上を越してゴールを決めました。場内、総起立。思い切り旗を振ります。
「見えないどけろ！」などと無粋な罵声はありません。ここは仙台スタジアム
です。

　後半は、やっぱりバテたかと思います。個人的には平間君。前半とはうってか
わって徒歩徒歩。大友投入後に、頑張って大友の突破の後ろをついていけばなぁ
というのが２回位あったようにおもいます。せっかく大友がゴールラインあたり
で相手をかわしてセンタリングするのだけれど、平間が追いつけず。途中で歩い
てしまったりして、残念。
　１点リードで後半４０分過ぎからのワクワクとドキドキは、良いもんです。
去年はこういうのを堪能できなかったけど、今年はこういうのが３つも続いて、
大変、面白い。
　次は、強い相手に後半４０分で同点で最後に勝ち越しとか、１点ビハンドで
ロスタイムに追いつき、最後はＶゴールとか、凄い試合も見てみたいもんです。
（だんだん、贅沢になってきたかなぁ？）

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