最終更新日時：

00/07/23　　

1. 試合前
   　梅雨明け後、最初の土曜日。夏休み入って最初の土曜日。人も多いし、ビールも進む。
   　札幌のサポーターの方を見ると、以前、ＪＦＬから昇格しようとしている頃より人が少ないような気がした。もはや、仙台相手には応援も不要かと思ったのか。そういえば、どでかいビッグフラッグも見えなかったような気がするのだが。
   　選手紹介時に、スーパービジョンにフラッグをもっていたずらしている、ＦＣ東京サポーターの二番煎じをしている男が一人いたが、場内アナウンスにも今度は無視されて、仲間にもいさめられたのか、単にくたびれたのか、さっさとやめてしまった。ゲートフラッグ作る手間暇あるなら、なんで、札幌頑張れとか書かないのかと私は不思議に思うのである。
   
   
2. 御厨君ひさびさの登場
   　連携ミスがあった。
   　リカルドからのパスが前よりで、御厨は予想してなくて後ろにとどまっていたから、追いつけずタッチラインへって、最近のベガルタには珍しい凡プレーが２回程、後半にあったかなぁ。
   　手抜きはしてなかったとは思うし、ベストプレーを頑張っていた。大きな破綻もなかった。だけど、もう一歩、もの足りない。何かプラスアルファだね。
   　試合ももうすぐ終わろうかという時間帯で左サイドを駆け上がり、ゴール付近で背後からパスを受け損なったのがあった。ちゃんとパスが合っていればビッグチャンスだった。ヒールでトラップを試みていたのは、本当に頑張ったプレーだと思った。あれで自分でシュートできれば、ジーコ様並と言えようが。
   
   
3. 札幌の印象
   エメルソンの足は速かった。飯尾ならなんとか付けそうと思うが、遅そうなところで勝負してたような気がする。
   他の選手はは普通でしょう。シュートもずいぶん打たれたけど、枠外が多くて助かったし・・。
   　試合前に、丸森在住の友達が札幌のビデオを見たといって分析した結果を教えてくれた。エメルソンは、ボールを貰うと他へはパス出さないから、エメルソンがボール持ったら他の選手はフリーにしていいから３人位で囲めとか言っていた。でも実際見て思ったのは、誰も追いつけないんじゃ、囲めないと思うのでした。
   　失点したエメルソン＞幡戸＞エメルソンのワンツーパスからのドリブルは、ファールすらできそうにもない雰囲気だったなぁ。
   　札幌の守備は、堅いのは堅いのだけど、尊敬しなきゃいけないような程のレベルではない。攻守の切り替えでファールで止めるのが多かった。抜かれたら、とりあえずトリッピングって雰囲気。あるいは、ぶつかって止める。前半だけで、村田と大森はそれぞれ数回あったなぁ。
   　１点リードしてからは、攻撃が消極的になったのがはっきり分かった。ＤＦラインでボールを回すのみ。仙台の選手もボールを取りに行かないから、退屈な時間が経過して、場内がざわつく（ブーイングとも言うんだろう。）わけだ。
   
   
4. カラダの劣勢
   　ファールがあったとしても、たとえば、小林が強ければそんなの跳ね返して攻め込めるんだけど、倒されてました。やはり、カラダの強さで劣勢では、こういう試合では優位にたてない。
   　カラダの劣勢って事で言えば、財前は脆弱な感じ。ガラスのカラダって言うか、いつまでもつのか心配。倒される度に、起きあがれないもんなぁ。痛がるのが芝居だったら程々に。この試合では給水タイムを作るのに役立ってたけど・・・・。
   
   
5. 後半は荒れた
   　審判が前半に繰り返しファールで警告ださないのが後半荒れた伏線になったと思う。
   　極めつけは、幡戸選手の負傷退場じゃなかったか。
   　その前から、両チーム険悪で、幡戸は審判が見てない時に前半からデゥバイッチに肘打ちとか入れてましたし、判定に異議を唱えて審判をこずいたりしてまして（警告なしだったのはなぜ？）、おかしな方向にテンション高かったようで、競り合いで何かあって、デゥバイッチも力んだんでしょうか。すぐにプレーを再開させなかったところをみると、審判はデゥバイッチのファールに悪意を感じたんでしょう。だけど、荒れる伏線をコントロールできなかたのには、砂川主審も無関係とは言えないはずです。（結果が負傷と重大なだけに黄色で済んでよかったなぁ。フランスでのワールドカップでは、赤だしてたぞ。というか、もっと赤だせって通達のビデオがＦＩＦＡから日本にも来たよなぁ。）
   　その後は、リードしている札幌が仙台の選手に体当たり守備を連続しておりました。
   　仙台のスタンドも進歩したというか、疑問な判定がでると、ワーっと湧くもんなぁ。
   

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