最終更新日時:

00/08/25  

感想:ベガルタ仙台  対 モンテディオ山形


2000年8月19日(土)
2000 J2
第29節
ベガルタ仙台 2V (1−0) 1 モンテディオ山形  
(0−1)
(1−0)
仙台スタジアム
10,128人


得点者:
 44分:大友
  62分:堀井(山形)
 102分:小林

 天気は晴れ。気温的には結構、涼しい感じ。スタンドでは風も吹いていた。

仙台スタメン:
   大友 藤吉
   山田  財前
   直樹  蓮見
賀谷 飯尾 矢畑 沢田
     範夫
サブ:石川、山路、平間、伊藤、小林
キャプテンは賀谷
交代:藤吉>小林(67分)
   財前>平間(77分)
警告:矢畑(42分)、飯尾(67分)

山形:
 鈴木
 太田、小田島、丸山、依田
 佐藤(淳)、高橋、西山(キャプテンマーク)、永井
 ワシントン、堀井
 サブ:斉藤、内山、エドウィン 、松田、
 交代:永井>エドウィン、ワシントン>中森、堀井>松田、


 久しぶりに開門時のゲートに並ぶ。去年と違ってずいぶん並ぶ様になったん
だなぁと感心。開門が5分遅れたらしい。入るとJオールスターのスポンサー
の「たらみ」から「みかんヨーグルトデザート」のプレゼント。
 Jオールスター前夜祭(ベガルタの練習場そばのロイヤルパークホテルが会
場らしい)の招待状の当たるカードは17時30分から配布と場内アナウンス
で言ってたのに、すぐに配布開始したらしい。そして、すぐに無くなった模様。
 なお、オールスターのチケットも販売されていた。(まだ残券有りって事ら
しい。)

 主審は恩氏氏。(^^;;

 試合は山形ペース。結果としては勝ったんだけど、チャンスは山形の方が多
かった。山形のストライカーがちゃんとしてれば、90分で3−0位の印象。
 前半は仙台の右サイドがメインスタンド寄り。田沢が藤吉に再三パスを試み
るが、これがサッパリ通らない。田沢と藤吉に対するプレスがきついというか
すぐに囲まれる。長めのパスも受け手が巧くキープ出来ない。
 大友も相手をかわして抜けようとしても手でユニを引っ張られたりして前へ
出られず。審判は全くファールを取らない。そうこうしているうちに試合が荒
れだした。表面化したのは、矢畑が堀井の背後へ衝突。堀井は後頭部裂傷した
らしく止血治療へ。ゲームは進行。止血が終わって中に入りたい堀井。しかし、
ボールが止まらないので、主審が止血を確認出来ない為に待たされる。かとい
って山形は、ゆっくりとボールをDFで回しながらも外へは出さない。
 やっと止血を確認して入ったら、堀井が主審の背後ですれ違いざまに財前の
顔面に肩をぶつけたらしく、うずくまる財前。報復臭い(相手が違うような・
・)のにカードなし。
 芝居なら財前にもカードだろうけどそれもなし。どっちが悪いという判定も
なくゲームが中断。場内は騒然。この後、細かいファールを取るようになった
のか、ゲームがより荒れたのか、ファールの笛が増える。
 仙台は得点機会らしいものがさっぱりない。ただ、大友が元気にボールを追
いかける。山形のGKが正面へクリヤーしたところ、思わず顔を背けた大友の
頭側面に当たって、跳ね返ったボールはそのままボールはゴールイン!
 なんだか釈然としないがラッキーな点が入ったらしい。

 初先発で注目の矢畑。そう酷いプレーは無かった印象。飯尾とのコンビも巧
くいって、オフサイドトラップを何度も成功。とにかく、ボールを蹴る度に相
手ボールになるという試合にはならなかった。

 後半。最初に山形がエドウィンを投入。ますます押され気味になる。藤吉に
変えて小林を入れたりする。少し、仙台も攻撃できるようになったかなぁと思
った時間帯だったように思うが、山形DFの蹴ったロングボールが、仙台の左
サイドへ出された。ボールは賀谷の頭上を越え、山形の選手2人と飯尾一人が
競り合いになり、飯尾はボールを持たないエドウィンに進路を邪魔されて、思
うようにボールにアタック出来ず、結局、裏をとられ、堀井にドリブルされて
そのままシュートがゴールイン。

 こうなると勢いからして、試合は山形有利という気もしたが、最後のシュー
トが枠に行かない山形。
 そして決め手無く延長へ。

 最初のビッグチャンスは山形。範夫と相手が1対1になるが、範夫が右手方
向に手を伸ばしボールをはじき出して難を逃れた。
 仙台のVゴールは見事な速攻。セットプレーだったと思うけど、山形の選手
の多くが仙台陣内に居るような状況で、右サイドの大友へボールが渡った。
得意のスピードで切り返しながらボールをキープして、中央を駆け上がる山田
に向けてアウトサイドキックで強めにパス。パス。山田は、相手DFと競り合
いながら、結局、誰もボールに触ってないと思うのだけど、そのまま転倒。
 転がるボールは左を駆け上がって来た小林に渡る。右から来るDFをすれ違
いざまに切り返し置き去りにしてGKと一対一。(この辺の技はさすがである。)
山形のキーパーに向かって右方向に落ち着いてしかも強めのインサイドキック
でシュートしたボールがゴールしてVゴール勝ち!

 後はお祭り。





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