最終更新日時:

01/05/05  

感想:ベガルタ仙台  対 モンテディオ山形


2001年5月3日(木)憲法記念日
2001 J2
第9節
ベガルタ仙台 2 (1-0) 2 モンテディオ山形 
(1-2)
(0-0)
(0-0)
仙台スタジアム
15,196人


 見る分には、ハラハラドキドキして面白かったけど・・・

 最後のロスタイム。みんなひいてしまって、前でだれもプレス
かけなかった。山形さん、どうぞ、攻撃して下さいって感じに見
えました。監督も相手GKにプレスかけろと叫んでたけど、直後
にやられた。ボールキープして時間使っていれば、勝ち点3だっ
たはず。
 延長戦は少しはいい形も出来たけど、それまでは、気合い不足
かな。

 湘南戦と同様にボールをキープできず相手主導の時間が多かっ
たように思います。今日は、悪い面がいろいろと見えた気がしま
す。

 試合開始直後より、両チームのDFのラインの間が非常に狭く、
小さな場所に多くの選手が密集している中でボールを取り合う試
合でした。ちょっとした小技で一人抜いてもボールを出した先に
別な相手がいたりして、ちょっとしただけの小技では打開出来な
い試合に山形がしていました。プレスが速いって事です。特に、
両サイドで抜かれない事を基本にして山形は戦ったかと思います。
おかげで仙台は攻撃の形を作れなかったと思います。仙台の得点
の形は、森や岩本が1対1を抜いたりして生まれていますから、
それを抑えたというところでしょうか。その上、FWマルコスが
いないのですから、たまに抜けても点が取れませんでしたわ。
 山形の技の精度が不足しているため、後半に幾たびあった大ピ
ンチで失点しなかったと思いますが、全体の印象は山形優勢の気
がします。
 先に点を取っても、守り切れないというのは、スタミナとか運
動量に課題有りって事かもしれません。となると、リトバルスキ
ーがいた時のように気温の上昇につれて、成績下降となるのか?
これは今後の注目点でしょう。

 個々の選手の印象。

 森:ボールをキープして前に出ていって取られては困るし、も
   う少し辛抱できたらと・・。次節は出場停止。
 岩本:見かけの笑顔からは意外なキレ易さ。辛抱辛抱。
   延長戦ではバテバテで身体を寄せられるとほとんどボール
   をキープ出来ないという酷い状態になっていた。
   こういう時、スタンドからなんか声だして何とかならない
   かと思うのだが。
 財前:調子は良さそう。
 大友:自分が点を取ることしか考えられないみたい。周りのど
  フリーの選手にパスだしたくないようだ。
 中村:すれ違いざまにボールを奪うプレーは見物だが、時間の
  経過と共に目立たなくなる。
 ヴィエラ:無尽蔵の運動量。凄い。次節出場停止は痛い。あん
  なので警告だすなよなぁ。

 


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