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相手が仙台を研究してたね。やっと、本気に考えてくれ
るチームが現れたかな。バランス崩して攻め込んでくれ
る訳でも無し。マルコスはマンマークされると弱いのは
Ｊ２でも実証済み。（川崎の箕輪にマークされた試合は、
無得点だった。）山下はターンされないように二人付い
てきた。岩本も活躍できなかった。
後半は、守備練習状態だった。弱いブランメルとか、髭
時代のベガルタを思い出した。範夫のキックが全部相手
ボールになる印象だった。中盤がガラリとスペースにな
っちゃって、長いボールの蹴りあい見たいになった。お
かげでくたびれて足も止まったように思う。

福永が怪我。浦和のテゥットが早々と仙台ベンチに向か
って×印出してた。元同僚としては、早く手当てしてや
ってという気持ちだったかなと思いたい。ピッチサイド
で治療して一度は立ち上がってピッチに入ろうとした福
永だったが、やはりかなわずそのまま交代。トレーナー
におんぶされてスタンド下へ。なんとも悲しそうな表情
に見えた。痛みを堪える苦渋の表情でも、興奮した表情
でもなかったように見えた。こんな悲しそうなサッカー
選手を初めてみたという位だった。これだけで、重大な
怪我だって事は想像できた。
試合が進んで後半に、トレーナーの肩を借りてベンチま
で出てきた。試合が心配という雰囲気で、早く試合を見
たいというような仕草に見えた。試合が終わって帰る時
はベンチコートのフードでで顔は見えなかった。
後日、左膝の靭帯を切ったと報道が出た。財前が試合に
戻るのに１年。調子出すのにさらに１年だったように思
う。靭帯は大変な怪我だ。試合に復帰する時には、大歓
声で迎えてあげよう。

応援は距離がありすぎて、サポーターとその他は全く合
ってないというか、合わせるのはまず不可能。あわせよ
うと手拍子してた人は結構いたんだけど、すぐに諦めた
ような気がする。結局、全体のボルテージは下がりっぱ
なし。はじめてベガルタ見に来たような人も多かったら
しい事を考えても、構造的に盛り上がり難いスタジアム
という印象がある。あんなに人がいたのに、あれだけか
って感じ。ＢＳの中継で浦和の応援が響いていたけど、
あれは現場での印象をよく伝えている音響調整だと思う。
あれじゃ魔物も現れない。

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